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第16回 胎内市チューリップ写真コンテスト


審 査 を 終 え て

 

 胎内市のチューリップ写真コンテストは、19回目を迎えました。
これもひとえに、写真ファンと関係者のご尽力に依るものと厚く御礼申し上げます。このコンテストはすっかり定着し、県内外から応募があり、作品のレベルも年々上がってきております。チューリップ写真コンテストとしては全国的にもトップクラスにあると自負致しております。内容的には会場の雰囲気を基調とした観光的なものから、家族愛、人や動物との触れ合いを中心としたほのぼのとした温かい作品、更には純粋にアート的なもので、広いジャンルに亘っております。
  審査に当りましては、それぞれのジャンルごとにも意識しながら、総合的な入選、入賞を決めてさせていただきました。ただ今春も、気象条件に恵まれず、イベント開催日と開花時期に若干のずれが生じたことであります。また、東日本大震災による幾つかのイベントが中止されたことも撮影者には不運でありました。しかし、そんな中にありましても応募点数が増加しましたことは、当コンテストへの関心が高まっていることの証と感謝いたしております。
 最高賞の胎内市長賞に輝いた、早川恭弘さんの作品「チューリップ畑の大家族」は、大家族の幸せ感が広大なチューリップ畑の頂点にでもあるかのような、ほのぼのとした作品です。撮影意図には、時代背景を感じましたし、卓越した撮影技術も見事でした。全体的な印象としては、早朝、夕暮れ、天候を見ながら何度も訪れた苦心作も目につきました。
  一方、折角の作品のプリントに当り、配慮を欠いたために適正な色彩表現に至らなかったもの目につきました。是非、撮影時の苦労を思い、丁寧な作品作りに努めてほしいと思います。
  胎内市のチューリップ生産量は県内でも、12位を争うほどの生産量を誇っております。従いまして、季節には日本海沿岸の砂丘地には随所に見られます。起伏に富んだなだらかな砂丘に咲く、色取り取りのチューリップ、そして遠くに見える飯豊連峰、すばらしい光景です。 
  来年も、沢山の作品をお待ち申し上げております。
  尚、応募要項並びに、過去の入選作品や選評は、胎内市のホームページに掲載してありますし、アサヒカメラ、日本カメラ、フォトコンなどの一流カメラ雑誌にも掲載させて戴きます。
 最後になりましたが、今年も沢山の力作をお寄せ下さいました全国の写真ファンの皆様、コンテストにご支援下さいました関係各位に改めまして厚く御礼申し上げまして、御挨拶と致します。

以 上

                               平成23年7月吉日

       審査委員長

              ()日本写真家協会会員  高 橋 与 兵 衛


                                   写真をクリックすると拡大します。

胎内市長賞
 
  三条市 早川 恭弘 
   【チューリップ畑の大家族】

広いチューリップ畑を赤い花の中に、一列に並んだ大家族、幸せ感に満ちています。一線の中にキチンと並んだ姿は、何事にも乱れない強い絆を感じます。しかも、並んだ順序が日ごろの発言や行動に見られる姿にも受け取れます。明るい家庭の雰囲気が伝わってきます。主題を強調するために魚眼レンズを使った構図と、技術力、感性は抜群でした。

新潟日報社賞

 
  胎内市 野倉 恵
    【胎内での再会】

元気はつらつ、若い女性たちのパワー全開を感じます。予期しない、再会を喜ぶ姿からは、女子高校生時代依頼の再会にも似たエネルギーが伝わってきます。
 前景に主題をまとめ、背景にチューリップを配し広大な面積を巧く表現しています。また、背景は原色を避け、女性たちを引き立てる色彩に止め、遠景に賑わいを入れたことも成功しました。

特 選

  新潟市 太田 安恵子
     【あくしゅして】

胎内市のマスコットに握手を求める女の子、とても可愛いです。バックはしっかり右手で抱え、左手でマスコットの左手に握手を求める律儀な仕草に感服しました。そんな中、可愛らしいのは片方だけ、右足のパンツを捲り上げたところです。色彩も構図もソフトにまとめ、優しさに満ちた作品です。

特 選

  新潟市 出澤 均
 
      【爛爛】

赤に白の入ったチューリップを主題にして、赤いチューリップがそれを支える副題の使命を十二分に果たしているところがすばらしい。しかも、白い雲が右上方にゆったりと流れている情景は、この作品に力強さを与えている。作者独自の構図と、表現力が生んだ傑作といえましょう。

叶V潟フジカラー賞

   
新潟市 渡辺 隆
   【大きなチューリップ】

フェスティバル会場の正面に、チューリップで作られたマーク。通行の目線からは判然としないが、一段高い畑地から見る作品は、会場の大きさと美しさを象徴するものとして、観光客の関心を呼んでいた。この中ほどには、各種のチューリップを事由に採取できる、販売コーナーもあり賑わっていた。そんな風景を、人物の配置を良くまとめたことが成功しました。

富士フィルム鰹ワ

   
村上市 貝沼 つゆ子 
   【菜の花の中の天使】

とにかく笑顔が可愛い。楽しさと嬉しさ、喜びに満ちています。まさに天使です。ピンクのコスチュームと菜の花、ソフトな色彩にまとめたところに作者の優しさも伝わってきます。人物の配置、菜の花の扱いも巧く、とりわけ左隅の二輪の菜の花の配置は心憎いばかりです。

入 選

   三条市 伊藤 昇 
    【かわいいお花みつけた】

豆カメラマンの真剣まなざしが素敵です。大人顔負けの撮影フォームと言いましょうか、堂に入ったカメラ捌きです。しかし、そこをすかさず撮った作者は流石です。ただ主題が少し小さかったのが惜しまれます。

入 選

  新潟市 太田 誠二
【花の笑顔で】

頬にそっと添えたチューリップ、とても可愛いですね。家族愛の深さが伝わってきます。色彩の扱いも、人物の配置もいいのですが、カメラを持つ左ひじの位置にやや難を感じます。また、後方のフェンスが顔に当っていることも残念です。

入 選

新潟市 小林 正義 
【180度の彩り】

風景の美しい朝、とてもきれいです。会場全体を、パノラマ写真の特性を存分に生かした見事な作品です。欲を言えば、一例ですが、真ん中の前面に歩く一人の人が、犬一匹の姿が、ポイントとしてあったら最高です。

努 力 賞

新発田市 阿部 則彦
優しい雨】

咲き始めた、白いチューリップを鑑賞する二人。清楚で、清潔感が漂う作品です。構図的にはひと畝(うね)左に寄った方が、安定感があり、作者の撮影意図がさらに明確になったと思います。しかし、静かでしっとりした空気感が肌に感じられ、好感のもてる作品です。

努 力 賞

胎内市 井川 康徳
【夜明け】

 チューリップと太陽に絞った構図、明快で撮影意図が伝わってきます。チューリップの重厚な色調がすばらしいです。ただ、花の開花が進んだ方を上にしたら、もっと力強い作品になったことでしょう。バックの処理は絶妙です。

努 力 賞

     胎内市 坂井 弘司
     【花にタッチ】


花とシャボン玉でしょうか?何とも不思議な作品です。研究を重ねた労作と言えます。惜しまれるのは、チューリップの先端の白く飛んだ部分が若干多すぎたことと、シャボン玉に映っているものが、今一つ不鮮明であったことです。
しかし、新しい分野への挑戦と、研究は続けて欲しいものです。 

努 力 賞
 

  新潟市 高橋 ジュン 
   【ママのおにぎり・大きい】


 待ちに待った、食事の時間。楽しさと、美味しそうな雰囲気が伝わってきます。二人の声が聞こえてくるかのようにインパクトのある作品です。残念なのは、出来れば手前に大きなおにぎりや、おかずが見えたら、もっと臨場感があったことでしょう。しかし、背景の作画は流石に見事です。
努 力 賞

   三条市 早川 洋子 
    【ハイ!ポーズ!】


 姉妹でしょうか?妹の方にそっと手を置く凛としたお姉さん、無邪気なVサインの妹さん、お母さんのカメラを持つ手に幸せ感が漂っています。残念なのは、上方が少し窮屈なこと。三人を若干下方に置いたらよかったと思いますし、お姉さんのコスチュームが、背景と同系色だったことです。


巡回展示展のお知らせ。
 上記の入賞作品を書きの日程で展示します。お近くにお寄りの際は是非ご覧下さい。

胎 内 市 役 所      7月14日(木) 〜 8月 7日(日)
J R 中 条 駅       8月8日(月) 〜 8月28日(日)
胎内市市役所黒川庁舎   8月29日(月) 〜 9月11日(日)
胎内市産業文化会館    9月12日(月) 〜 10月2日(日)
J A 中 条 町        10月3日(月) 〜 10月14日(金)

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このページに関するお問い合わせ先 胎内市 農林水産課 ふるさと特産係 E-mail:furusatotokusan3@city.tainai.niigata.jp

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